かつて,家庭用動画撮影機というと,いわゆる「8ミリ」であった。幅8mmのフィルムで毎秒16コマあるいは24コマで撮影していた。しかし,カメラも高ければ,フィルムや現像のランニングコストも高い。また,現像に時間がかかるし,見るときには部屋を暗くして巨大な映写機をひっぱりだす必要があった。今では,一部の映画制作愛好者を除いて,ほとんど使われていないだろう。
放送現場にVTRが導入され,やがて家庭用の規格となって普及が始まる。この規格では,現在でもまだ主流といえるVHSと,βの争いが,記憶に焼きついているだろう。その他に,CVCやVX1000というものがあったのも覚えているかな? 最初は巨大だった家庭用VTRも,やがて小型化され,バッテリーでも駆動するようになった。そして,家庭用にビデオカメラも登場した。それらはさらに小型化され,カメラとデッキが一体になった。そして,爆発的に普及していった。 さらに,記録方式がディジタル化され,DVDなどの光磁気ディスクメディアに記録するタイプのものなどもあらわれている。
ビデオカメラの普及は,撮像素子の性能アップと価格低下によるものが大きい。これは,やがてスチルカメラにも利用されるようになった。しかし,「スチルビデオ」とよばれた当時の製品は,とても「普及した」といえる状況にはならなかった。 1990年代後半になって,高性能パーソナルコンピュータの普及に伴い,パーソナルコンピュータに画像を入力する装置の1つとして,低価格の電子スチルカメラが登場した。これが,「ディジタルカメラ」として一気に普及したのである。 100万画素や200万画素程度では,まだまだフィルムを使った写真のクォリティの足元にも及ばないし,画像を受け取る撮像素子の絶対的面積が小さいために,レンズの性能も35mm判フィルムを使うときのようには表現されない。また,内部の画像処理プログラムによって,できあがる画像はいかようにも変わってくる。このようにいろいろな問題を抱え,画質云々を語ることがナンセンスなレベルに過ぎなかったディジタルカメラも,急激に性能をあげ,一部の高級機は,報道分野を中心に,着実に「プロ」の仕事の道具として広がっていった。 さらに近年は,一眼レフタイプのものが爆発的な人気となり,確実に道具として定着したといえるだろう。 フィルムを使うカメラとは,基本的にカメラとは「異なる」製品として独自に発展してきたディジタルカメラも,映像ツールとしてのクォリティを語り始めたのである。
家庭用動画撮影機
かつて,家庭用動画撮影機というと,いわゆる「8ミリ」であった。幅8mmのフィルムで毎秒16コマあるいは24コマで撮影していた。しかし,カメラも高ければ,フィルムや現像のランニングコストも高い。また,現像に時間がかかるし,見るときには部屋を暗くして巨大な映写機をひっぱりだす必要があった。今では,一部の映画制作愛好者を除いて,ほとんど使われていないだろう。
ホームビデオの登場
放送現場にVTRが導入され,やがて家庭用の規格となって普及が始まる。この規格では,現在でもまだ主流といえるVHSと,βの争いが,記憶に焼きついているだろう。その他に,CVCやVX1000というものがあったのも覚えているかな?
最初は巨大だった家庭用VTRも,やがて小型化され,バッテリーでも駆動するようになった。そして,家庭用にビデオカメラも登場した。それらはさらに小型化され,カメラとデッキが一体になった。そして,爆発的に普及していった。
さらに,記録方式がディジタル化され,DVDなどの光磁気ディスクメディアに記録するタイプのものなどもあらわれている。
スチルカメラもフィルムから電気に
ビデオカメラの普及は,撮像素子の性能アップと価格低下によるものが大きい。これは,やがてスチルカメラにも利用されるようになった。しかし,「スチルビデオ」とよばれた当時の製品は,とても「普及した」といえる状況にはならなかった。
●ムービーカメラ1990年代後半になって,高性能パーソナルコンピュータの普及に伴い,パーソナルコンピュータに画像を入力する装置の1つとして,低価格の電子スチルカメラが登場した。これが,「ディジタルカメラ」として一気に普及したのである。
100万画素や200万画素程度では,まだまだフィルムを使った写真のクォリティの足元にも及ばないし,画像を受け取る撮像素子の絶対的面積が小さいために,レンズの性能も35mm判フィルムを使うときのようには表現されない。また,内部の画像処理プログラムによって,できあがる画像はいかようにも変わってくる。このようにいろいろな問題を抱え,画質云々を語ることがナンセンスなレベルに過ぎなかったディジタルカメラも,急激に性能をあげ,一部の高級機は,報道分野を中心に,着実に「プロ」の仕事の道具として広がっていった。
さらに近年は,一眼レフタイプのものが爆発的な人気となり,確実に道具として定着したといえるだろう。 フィルムを使うカメラとは,基本的にカメラとは「異なる」製品として独自に発展してきたディジタルカメラも,映像ツールとしてのクォリティを語り始めたのである。
movie cameras
●ディジタルカメラdigital cameras