第7展示室(1)

ムービーカメラ

movie cameras

動画の記録

 1878年,イギリスのマイブリッジが,走る馬の連続写真の撮影に成功した。そして後に,これを動画として見せた。
 動画の記録の原理は,これと変わることはない。少しずつ動いた状態の静止画を,連続して見せると,動いて見えるのである。家庭用の動画記録装置として人気のあった,いわゆる「8ミリカメラ」は,幅8mmのフィルムに,1秒間の動きを16(または24)枚の静止画として記録していた。
 主要な8mmフィルムには,つぎのようなタイプのものがあった。

  1. ダブルエイト
  2. スーパーエイト
  3. シングルエイト

 フィルムや現像処理は高価で,撮影した画像を見るには,大型の映写機やスクリーンを出してきて,さらに部屋を暗くしておこなう必要があるなど,決して「お手軽」なものではなかったようだ。広く家庭に普及したとは言い難い。また,8mmでは画質もあまりよいものではなく,業務用として使えるようなものにはならなかった。

 登場したばかりの家庭用ビデオカメラは,「8ミリカメラ」にくらべて高価なものであった。しかし,撮影した画像はテレビを使って手軽に見ることができる点や,フィルムにくらべてランニングコストが安い点など,優れた面も多く比較的短期間で普及した。家庭用ビデオカメラのおもな記録メディアとしては,次のようなものがある。

  1. β
  2. VHS
  3. 8ミリカセット
  4. ミニDVカセット
  5. DVD (Digital Versatile Disc)
  6. SDカード等の半導体メモリ

 この他,ハードディスクドライブに記録するようなものもある。
 β,VHS,8ミリカセット,ミニDVカセットは,磁気テープである。
 また,β,VHS,8ミリカセット以外のものは,音声も画像もディジタル記録されている。これらで記録した画像は,パーソナルコンピュータに取りこんで,編集などの加工をすることもやりやすくなっている。

8ミリフィルムカメラ

ニコレックス8

Nikon / NIKKOREX 8


フジカシングル8 ZX300

FUJI / FUJICA SINGLE-8 ZX300


8ミリビデオカメラ

UC1 Hi

Canon / UC1 Hi


フジックス8 FH80

FUJI / FH80


ディジタルビデオカメラ

ソニー デジタルハンディカムTRV33K

SONY / DCR-TRV33K